TOY STORY 4
私はトイストーリーが大好きだ。
全作品五周ほどしている。
世界観に惚れ込んでいる。
中でもトイストーリー4が一番お気に入りだ。
画が格段に綺麗になっていて、冒頭の過去の回想シーンから完全に引き込まれて気づいたら終わっていた。
ここからシーンごとの感想を記していきたい。
なんといっても4の最高のシーンは
クライマックス。
今まで仲間と持ち主のために頑張ってきたウッディにバズが問いかける。
「心の声に従え」
仲間と持ち主はもちろん大切な存在だ。
でも今、この瞬間、ウッディの心の声はだれといたいんだ!
もう十分お前は頑張ってきた。十分過ぎるくらいに。アンディの頃のようにウッディが愛されることもなくなってきてる。
もう他者のために頑張り続けなくてもいい。
会えなくなったっておれたちはお前を忘れないし、ずっと仲間だ。
私には、バズと仲間のそんな声が聞こえた気がした。
一瞬で判断しなくてはならないウッディ。
ボーピープと一緒にいることを決断。
それでいい!それがいい!よく頑張ってきた。
私は映画館でしきりにそう思い続け、ウッディを称えた。
ギャリーギャビーの考え方は実世界でも通じるところがある。
あれがあれば、
あれさえあれば上手く行くのに。
そんなことを考えることはみなあったと思う。
しかし意外とそのものが手に入っても上手くいかなかったことはないだろうか。
私はある。
今この状況でできることをしようとしなければ、欲しいものが手に入ったところで上手くはいかない。もしくは手に入らない。
なぜとかは分からない。そういう風にできているんだと感じる。
壊れていないボイスボックスさえあれば、
子どもに愛される。
だから、あなたのボイスボックスが欲しいの。
上手くはいかなかった。
壊れていないボイスボックスは
手に入れたのに。
声はちゃんと出るんだから、壊れているボイスボックスに囚われていないで、普通の声で勝負に出るべきだった。
一方で、とりあえず行動するボー、ウッディ、バズ、ジェシー、カブーンは良い結果をもたらした。
行動を始めて、走りながら考える。改善していく。上手くいかなくても次、次、次。
上手くいく秘訣が詰まっていたように感じた。
どんな人生を送りたいか。
TOY STORY 5 を心から楽しみにしている。